「退院したあと、リハビリはどこで続ければいいの?」「病院とデイサービス、どう違うの?」——そんな疑問をお持ちのご本人・ご家族の方はとても多いです。
この記事では、病院リハビリとデイサービスの違いを、言語聴覚士の立場からわかりやすくお伝えします。
まず、リハビリには「3つの段階」がある
リハビリは大きく分けて、次の3つの時期に分かれています。
- 急性期リハビリ(発症直後〜数週間):病院のベッドサイドから始まる、状態安定のためのリハビリ
- 回復期リハビリ(数週間〜数か月):回復期リハビリ病棟など専門病院での集中的なリハビリ
- 生活期リハビリ(退院後〜長期):自宅や地域に戻ってからも継続するリハビリ
デイサービスが担うのは、この「生活期リハビリ」です。
病院リハビリとデイサービスの違いを比べてみる
| 比較項目 | 病院(回復期) | デイサービスあおぞら |
|---|---|---|
| 目的 | 機能の回復・改善 | 生活の中での定着・維持・向上 |
| 期間 | 最長180日(上限あり) | 期間の制限なし、長く続けられる |
| 頻度 | 毎日(入院中) | 週1〜5日、生活に合わせて調整 |
| 環境 | 病院(医療環境) | 生活に近い環境で練習できる |
| 人との交流 | 限られる | 仲間と会話・グループ活動あり |
| 言語聴覚士 | あり | あり(専門スタッフが対応) |
| 費用 | 医療保険 | 介護保険(1割〜3割負担) |
| 送迎 | なし(自分で通院) | あり(自宅まで送迎) |
「病院を退院したら終わり」ではない理由
回復期リハビリ病棟には入院できる期間に上限(最大180日)があります。退院後に「もう治療は終わり」と思ってリハビリをやめてしまうケースも多いのですが、それはとてももったいないことです。
言語機能は、使い続けることで維持・改善されます。逆に、使わなくなると少しずつ低下してしまう可能性があります。
デイサービスだからできること
① 生活の中でことばを使う練習ができる
病院のリハビリ室での練習も大切ですが、実際の生活場面——「今日の昼ごはん何食べた?」「一緒にゲームしよう」——そんな自然な会話の中でことばを使う練習は、デイサービスならではです。
② 同じ仲間がいる
失語症の方が集まる場所は、全国的にもまだまだ少ないです。あおぞらでは、同じ経験をした仲間との交流ができます。「自分だけじゃない」という安心感が、ことばへの意欲につながります。
③ 長く、ゆっくり続けられる
病院のリハビリには期間の制限がありますが、デイサービスは期間の上限がなく、本人のペースで長く続けられます。焦らず、じっくり取り組めます。
④ ご家族の負担を減らせる
「一日中、家族がそばについて話し相手をしなければ」というプレッシャーを感じているご家族も多いです。デイサービスに通う日は、ご家族が少し休める時間にもなります。
「うちの施設に言語聴覚士はいますか?」と確認しよう
デイサービスは全国にたくさんあります。でも、言語聴覚士(ST)が在籍しているデイサービスは非常に少ないのが現状です。
失語症・構音障害のリハビリを続けたい場合は、「言語聴覚士はいますか?」「ことばのリハビリに対応していますか?」と必ず確認するようにしましょう。
- 言語聴覚士(ST)が在籍しているか
- 失語症・構音障害の対応実績があるか
- 個別リハビリの時間があるか
- 送迎があるか
- 無料体験ができるか
退院後のリハビリ、一緒に考えます
「退院後どうすればいいかわからない」「今のデイサービスでことばのリハビリができていない」——そんなご相談も大歓迎です。
まずはお気軽にお問い合わせください。
TEL: 025-384-8312|新潟市中央区 堀之内南1丁目32番4号
🎮 自宅での「ことばに触れる時間」を増やす補助ツールとして
ゲームはあくまで補助です。専門家によるリハビリの代わりにはなりませんが、日常の中でことばに触れる機会を増やす手助けになります。
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